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N-3Bとは?冬に人気の古着ミリタリーアイテムについて詳しく解説

古着ガイド

N-3Bは、古着屋で入手できるミリタリーアイテムのなかでも非常に人気のアウターです。

厚手で寒い時期でも暖かく過ごせるとあって、冬に需要が高まることでも知られています。

見た目もカッコいいし、アウターも探しているからN-3Bを買って見ようかな?と思う人も少なくありませんが、どのような歴史を持つアウターなのかよく知らないという人は少なくありません。

知らないままで着たくない、せっかく買うなら詳しく知りたいという人のために、N-3Bの歴史と魅力的なポイントについて紹介します。

N-3Bとは?

N-3Bは、1950年代にアメリカ空軍で採用されたフライトジャケットで、40年もの長きに渡り使われてきた機能性の高いアイテムでもあります。

寒冷地仕様のフライトジャケットとしてN3が使われた後に、後継モデルとしてN-3Aが製作されました。その後にN-3Bが生まれ、正式採用されたという経緯があります。

コックピットに乗るパイロット向けではなく地上作業員や輸送機や救難機の搭乗員向けのアウターのため、通常のフライトジャケットに比べて丈が長めになっているという特徴があります。

また、フードのファーもN-3Bを語るうえで欠かせないポイントです。

元々は動物のファーが使われていましたが、現在はフェイクファーが多く使われています。

フライトジャケットは温度帯によって、以下の区分けがされています。

・ベリーライトゾーン

・ライトゾーン

・インターミディエイトゾーン

・ヘビーゾーン

・ベリーヘビーゾーン

このうち、N-3Bはヘビーゾーンに分類されており、マイナス10~30度の環境でも活動できるよう想定されて作られています。

ミリタリーアイテムのなかでも屈指の人気を誇るMA-1が最低温度マイナス10度に対応していると考えると、その保温性能が段違いというのがよくわかります。

N-3Bが人気を集める理由

とにかく暖かい

極寒地に対応させるために生み出されたアウターなだけに、その暖かさはお墨付きです。

真冬の気温でも暖かく過ごせるので、寒さに耐えるための本気のアウターとして探す古着ユーザーも少なくありません。

古着でも型崩れしないほど頑丈

軍用服ということもあって、その頑丈さにも定評があります。

型崩れしにくく、古着でも機能性を保ったまま着用できるものが多く展開されています。

生地の経年劣化によってこなれた感じを演出できるので、古着との相性は抜群に良いと言えるでしょう。

一着でさまざまな着こなしに対応可能

主役級のアウターで見た目のインパクトがあるのも人気の理由です。

意外に着こなしの幅も広いため、冬の古着ミックススタイルに取り入れやすいアウターと言えるでしょう。

まとめ

N-3Bは冬のミリタリーアイテムのなかでも、暖かいアウターが欲しいなら特に注目のアイテムです。

皆のコーデが気になるという人は、ぜひVINTYでチェックしてみてくださいね!

この記事を書いた人

サイトウマサミ

セレクトショップやブランド直営店の店長経験があり、その経験を活かしてファッション系ライターとして活動を開始。現在はジャンル問わずさまざまな記事を執筆するwebライターとして活動中。